大阪中崎町の古着屋ORANGEで聞いた「古着の魅力」とは?

大阪中崎町の古着屋「ORANGE」を営む松永さんに「古着の魅力」についてお話をお伺いしました。古着の魅力とはいったいなんでしょう?松永さんとの会話で聞いた古着についてのインタビュー記事です。

2014/10/20更新
大阪中崎町の古着屋ORANGEで聞いた「古着の魅力」とは?

近年、ファッションにおける「古着」という言葉の意味の幅が広がってきている、とよく言われています。

そんな「古着」をテーマに、「古着屋」のオーナーの方々へ「古着の魅力とはなにか?」という質問をぶつけ、古着に対する考え方や思いなどをお話していただきました。

今回は第一回目、大阪中崎町の古着屋「ORANGE」を営む松永さんにお話をお伺いしました。

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担当者

「唐突に質問させていただきますが『古着』の魅力はなんでしょう?」

松永さん

「一般的に言われることではあるのですがやっぱり一点ものであり、人と被らない、といったところが面白い点ですね。」

担当者

「ORANGEはアメリカ古着ですよね?」

松永さん

「そうです。年に2、3回アメリカのシカゴで買い付けています。」

担当者

「なんか商品の仕入れ基準みたいなのはあるんですか?こだわりとか。」

松永さん

「そうですね、僕は年代にはこだわっています。70年代から80年代のもので、状態がいいもの、他の服とも合わせやすいものを仕入れています。あとは、新品の服にも合わせられるか。」

担当者

「やっぱり年代とかはモノを見れば分かるんですか?」

松永さん

「もちろんタグや服の形とかで分かります。」

担当者

「なるほど。古着に関して私もあまり知識はないのですがそういう点が面白い、魅力的な部分なんですね?」

松永さん

「古着って、本来向こう(アメリカ)の制服や作業着じゃないですか。それを日本人はオシャレに着こなして価値をつけたんですよね。

今、若い方は特に『古着』というのは中古ブランド品もうちみたいなアメリカの昔の作業着みたいなのもひっくるめて『古着』って言っててなんとなく違和感があるんです。」

どっちがいいとかっていうのは全然なくて、きちんと分けて考えれた方がいいと思うんですよね。

そうしないと、例えば年代物の古着っていうのが理解できなくなって、結局この商品のどこがいいんだろうってなっちゃう。」

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担当者

「古着の性質が違うから魅力となる部分も違ってくるんですね。」

松永さん

「そうです。日本で生まれた古着っていう文化は、アメリカの、歴史的背景やカルチャーといった『バックボーン(背景)』がわかって初めて面白いものになって、ちょっと前ならそのバックボーンが古着の魅力であり付加価値になってたのですが。

ちょっと前にあった古着ブームとかっていうのは結局その古着の年代が分かるからこそ面白くて流行ったけど今はそういうのが分かる人が少し減ってきているのかなーと。」

担当者

「年代やデザインとブランド名を比較したときに前者の方が好き、という方が減ってきているんですね。」

松永さん

「はい。リユースショップも増えていますけど、僕らみたいな古着屋はあくまで『セレクトしている古着屋』で、お客さんからブランドものならなんでも買い取って、安くで陳列するという業態とは違うので。

そういった点では中崎という街の若い方は、服飾の専門学校が多いこともあってか、結構そういう知識を持った若い方も多いような気がします。

結局古着の魅力っていうのは、一点ものだとか人と被らないとかいうのもですけど、前提にそういう服の持つバックボーン、歴史の面白さなどがあるんです。」

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担当者

「なるほど。それで、お客さんもそういう話をお店の人と出来たらそれは楽しいでしょうね。」

松永さん

「はい、その面白さをお客さんと共感できるのが古着屋の魅力で、基本的に僕は人と話すのがまず楽しいのですが『この○年代のこういうデザインが可愛い』とかってなるのがとても楽しいです。」

担当者

「お客さんと服を通して共感できるというのはショップ店員ならではの楽しさですが、古着屋さんはその共感テーマが古着なんですよね。

松永さんの古着に対する考え方や古着の魅力が少し分かったような気がします。

今日はどうもありがとうございました。」

松永さん

「ありがとうございました。」

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ORANGEのホームページ

 

 

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