MUJIが開発した「縦の家」はどう優れているのか?コンパクト×快適な暮らしってこういうこと♪

無印良品が2014年に発表した「縦の家」を紹介しています。都市部で、土地が狭くても、心地よい住まいを得るためにはどうしたらいいのか?ヒントがたくさん詰まった住宅です。

2015/10/28更新
MUJIが開発した「縦の家」はどう優れているのか?コンパクト×快適な暮らしってこういうこと♪

MUJIが開発した「縦の家」はどう優れているのか?コンパクト×快適な暮らしってこういうこと♪

無印良品の家として2014年に発表された「縦の家」が海外サイトでも紹介されています。日本の都市環境に合わせて作られた、極めてコンパクト×しかし快適という方程式は、多くの海外の都市でも同じ問題解決を欲しているのかも知れませんね。どう優れているのか、分かりやすく読み解いてみましょう。

 

意外!外装は風合い豊かな杉板

「どのように都心に快適に住まうか」は住まいの永遠のテーマ。「縦の家」の外壁には杉板が貼られています。これは、経年変化と共に愛着が増していく効果を期待したものだとか。都市部でこのような外装材を見かけることは少なくなりましたが、ナチュラル志向が強まっている最近ではアリなのかもしれません。


 

広告

 

階段が、重要な役割を果たします

階段は、いえの真ん中に設けられた吹き抜けに据えられた、重要な採光装置。蹴込み板のない踏み板を採用することで、光を下に導きやすい効果も。期待されています。キッチン部分を程よく仕切る効果もあるんですね~。


 

玄関は使い勝手のいい広い土間

そうそう、玄関って、本当はいろいろとモノをおいておけると便利ですよね…。コンパクトなのに、贅沢に確保された玄関です。設えよりも、使い方を重視しているてんが、MUJIらしいですね!


 

玄関の奥は水回りに

仕切りの無さは、後々DIYで仕切りを加えたり、アレンジできる余地を残している、とも受け取れますね。


 

スキップフロアでスペースを仕切る

階段の手前と奥、つまりリビングとダイニング・キッチン部では、1段のレベル差が取られているんですね。階段がちょうど間に差し込まれることで、廊下がなくなっているのにお気づきですか?このおかげで、どの階にも20帖の広がりをもつ部屋が生まれるのだそうです。


 

タイトル

リビング自体はとてもコンパクトですが、それは単に床面積のこと。吹き抜けや階段を通して、横、ナナメに視線が抜けていくので開放感があるんですね。


 

ダイニングからの眺め

基本は吹き抜けで全部繋がっているのですが、スキップフロア、階段によって絶妙な仕切り感が生まれています。吹き抜けに作られた腰壁の役割も大きいと思います。


 

キッチンダイニング

ユニットシェルフで多少の仕切りはあるものの、基本的にはキッチンとダイニングは一体型。対面式よりも、コンパクトに納まる賢いレイアウトです。ダイニングとキッチンの距離感もとても近く、親密な感じがしますね。


 

おわりに

建坪としてはとてもコンパクト。なにせ、都市部は土地の値段が高いため、広い土地を購入することはなかなか難しい…。そういった事情も踏まえながら、しかし建売のような価値観とは異なった住まい方が提示されているので、とても好印象。気になった方は、是非詳しくチェックしてみてくださいね。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

folkの最新情報をお届けします

シェアしよう!

著者名

satellito

東京都在住インテリアデザイナーです。趣味で引き出しなどの収納や、棚を作っています。最近は作る時間がないのが悩みです。