階段下収納アイデア特集!
階段下の収納は、リビングや玄関などのすぐに手が届く便利な場所にあることが多いのですが、色々と詰め込むと使いづらくなってしまいます。限られたスペースを有効活用するためにはどのような収納方法が良いのでしょうか。
奥のものもスムーズに手に取ることが出来る収納法や、一目で物が見渡せるテクなどをご紹介していきたいと思います。
背の低くて奥行きのある階段下収納
洗剤や掃除用具などのストックがワゴンに収納されており、タイヤが付いているので楽に取り出す事が出来ます。
奥の部分はデッドスペースになりがちなのですが、こちらも棚を使って上手く活用していますね。
階段下収納は物が少ない方使い勝手は良くなります。物が多いなと感じたら、置くものを厳選することでスッキリ快適に使えるようになるかもしれません。
一度本当に必要な物かどうか、見直すきっかけにもなりますね。
階段下にダンボールや古紙を収納しているそうで、まとめる用に荷造り用のヒモとハサミもスタンバイ。
使い終わったらまたここに戻しておく事によって、どこにいった?と探す手間もなくなりそうです。
意外にたまる段ボールや新聞、2階に持っていって回収の時に下に下ろすのは非効率ですよね。
一箇所にまとめてしまえば、一階で全て済ませることが出来るので便利です。
空いたスペースには自転車用品やレジャーシートなど野外で使用するものもまとめていて、出し入れも楽々ですね。
収納ボックスが棚にピッタリと収まっていて、収納力がグーンとアップ。
一番上は天井に傾斜がついていますが、スタックストーのペリカンという収納ボックスがこちらの収納にはジャストフィットだったそうです。
扉の裏側を利用してスリッパラックを作ったそうです。これならスリッパを使わないときは脱いで、ここにしまっておくことも出来ますね。
天井に段差がある階段下収納
ここの天井は、手前が高く奥は低い作りになっているのですが、上手く形に合わせて収納の形を変えているので物が取り出しやすそうです。
引っ張るタイプのワゴンなら、奥にしまってもサッと移動出来るので便利ですね。
このように、一見クローゼットのような扉でも開いてみると階段分は壁になっている収納もよく見かけます。
こちらは、階段のスペースに賞状やお子さんの絵を飾る事によって、ちょっとしたミニギャラリーに変身させています。
階段下に物を集めることでリビングもスッキリ使うことが出来ますね。
上のスペースは、突っ張り棒とワイヤークリップでプリント専用の収納スペースになっています。パッと目につく高さにあってとても見やすそうですね。
下の収納はお子さんの物に限定しているそうなので、物を出す時もここだけ探せば良く時短になりそうです。
有孔ボードを利用して、ひと目で何がどこにあるかわかる収納方法に。規則正しく並んだツール達がなんだかほっこりします。
下にはストック品やシーズン物をしまって、余すことなく空間を活用しているので収納力も抜群!
階段の段差で天井の高さが2段階になっていますが、高さの違う2つのラックや突っ張り棚を活用する事で上手く収納しています。
あまり出し入れしないシーズン物は奥、日常品のストックやカバン置き場は手前と使い勝手も良さそう。
階段下の傾斜に合わせてこの字ラックを自作したそうです。ラックはオープンなので、見渡すことが出来ますし、ナチュラルな木のテイストはとてもオシャレに見えます。
傾斜のある天井の階段下収納
天井の低さをあえてペイントして際立たせることで、階段下の一角がアーティスティックな空間になっています。
西海岸風の水色のカラーが、ビーチを思わせるようで爽やかですね。
天井が斜めになっているのを上手く活かされた収納になっています。
ごちゃごちゃと物を詰め込むのではなく、パッと見渡せる収納を心がける事によって何がどこにしまってあるのか見た目で把握出来るので、散らかり防止になりますよ。
右手の白い収納はIKEAの物だそうです。奥行きのないタイプのものなので、空間が広く使えて動きやすくなりますよね。
奥に物を収納するときは、導線やどうやって取り出すか考えることも大切ではないでしょうか。
天井に錆塗装、レンガにつたが絡まったようなフェイクグリーンの装飾など、全体がオールド感のある空間になっています。
パッとみて目につきやすく、天井の傾斜を上手く活かしたインテリアになっていますね。
板壁のような壁紙を使い、お部屋のアクセントとして効果的な空間になっています。
隣の黒板のレタリングとの相性もバッチリですね。オープンにしている事で圧迫感が出ないのも◎。
コンクリート柄のリメイクシート使っているそうです。男前テイストで上手くまとまっており、こんな階段下収納ならオープンにしても違和感がありませんね!
階段下収納におすすめの収納アイテム
キャスター付きのワゴン
奥行きの異なる2つのワゴンを組み合わせたのだそうです。
引き出すタイプなら楽に行うことが出来て、奥にしまっているものも取り出しやすいですよね。真っ白な色味でどんなインテリアにも馴染みそうです。
ストック品は安売りしているときに買いだめしたいですが、しまったまま忘れてしまい余分にストック品を買ってしまうようでは本末転倒です。
こちらは、階段の傾斜も上手く使って見やすい収納となっていて上手く工夫されてますね!
突っ張り棚やポール
低くて奥行きのある階段下のスペースに、突っ張り式の棚を置いたところ、S字フックやハンガーを掛けることが出来たそうです。
棚にも即席のコートラックにもなるなんて、嬉しいですよね!
玄関のすぐ近くの収納には、すぐに持ち出せるようにカバン類や、掃除用具などが整頓されています。導線も良く考えられていて、使い勝手が良さそうですね。
上に太さの異なる突っ張り棒をつけて、掃除グッズやスプレー類を引っ掛けています。
掛ける収納ならさっと取り出すことが出来るので、掃除も苦にならないのではないでしょうか。下のスペースにはラックを置いてパントリー代わりにしているそうです。
突っ張り棚にフックをかけて、お出かけの時のカバン掛けに活用しています。
上の空間を使うことによって、下のスペースが空くので収納力がぐんと上がりそうですね!
玄関の近くの階段した収納に、スリッパや日常使いの傘を置いているそう。しまい場所を作っておけば、玄関には置かなくて済むので玄関がスッキリしますね。
使ったらここに戻す、とルールを決めておけば階段下収納の中も散らかることがありません。
可動式の棚をDIY
アウトドア用品の収納庫として階段下収納を使っているそうです。
重さもあってそこまで出し入れしないアウトドア用品は、天井が低く出し入れしにくい階段下収納にピッタリですよね。
自作で棚を設置しているので、アウトドア用品の大きさにもピッタリ合っています。
100均のボックスに自作のアルファベットのラベルを貼っているそうです。ホワイトで統一されていて、まるで海外インテリアのようですね。
壁に直接ダボレールを取り付けており、収納したいものに合わせて棚板を変えることが出来ます。
カラーボックス
カラーボックスに引き出しを組み合わせてパントリー収納として使っています。重たいドリンクや調味料なども、引き出しならスムーズに取り出す事が出来ますね。
収納スペースに応じて高さが選べるカラーボックスは、まさに万能選手と言えそうです。
一階の細々とした物が全てここに集結されているそうです。子供も手が届かず階段下のスペースを有効に利用出来ますね。
扉を閉めてしまえばごちゃつきを隠せるのも嬉しいです。
階段下収納の用途別の実例
書斎代わりや文房具置き場として
上の方に机を設置して、立ちながらでもパソコンなどを出来るようにしたそうです。
お子さんの手も届かないので、子育てなどで忙しい方にもピッタリなのではないでしょうか。
U字階段の上の部分を利用して、パソコンスペースを作っています。程良く壁で仕切られた空間は作業するのにピッタリで、集中力がアップしそうです。
上にプリンターやルーターなどパソコン機器を置いているので、視覚的にもスッキリして見えますね。
細々とした文具やコードなどのごちゃつきやすい物も、階段下収納の中に収納場所を作ることでリビングがスッキリします。
コードをフックに引っ掛けて使うなど使いやすい工夫も。きちんと整頓されていると、すぐに物を取ることが出来ますね。
ペットスペースとして
猫ちゃんの爪とぎを置いて専用スペースに。広いリビングより、階段下のちょっと奥まった空間がかえって猫ちゃんにも落ち着きそう。
猫のグッズを階段下に収納する事によって、目隠しにもなりお部屋全体がスッキリ見えます。コンパクトなスペースを上手く活用していますね。
ランドリーバスケットに猫のケア用品を入れるのも、生活感を上手く隠すことが出来てグッドアイデアです。
オブジェのようなおうちの形が可愛いですね。猫ちゃんのおうちとして利用しているそうです。程よく閉鎖された空間は居心地が良さそう。
正面はオープンなので、飼い主の方も猫ちゃんの行動を把握することが出来て安心ですね。
キッズスペースとして
おもちゃを収納して、秘密基地のようにして使っているそうです。大人の目の届かない空間は、子供にとってはワクワクしますよね。
活用しずらいなら、いっそ部屋として使ってみるのもアリ!と思わせるアイデアです。
階段下収納は、階段分の幅がそのまま奥行きになるので上手く使うのが難しい場所。
こちらでは、奥行きを半分の50センチにして反対側にも階段下収納を作ることで、上手くデメリットを無くして使い勝手の良い空間に変えています。
おもちゃをリビングに置いてしまうと、ガチャガチャして見えてちょっと…という時に、階段下収納を利用してみるのはいかがでしょうか。
ちらっと覗く棚に並んだポップなおもちゃ達が可愛いですね。
クローゼットとして
それぞれ高さにピッタリのコンパクトなものを使っているのでスッキリして見えます。
手前にはカバンや掃除機など置いていてもまだまだゆとりがあり、雑然として見えません。
木箱を重ねて収納を作ることで、天井が低くても対応出来るようになっています。
ここに置いてあるのは全てお子さんのものなんだそう。背の小さいお子さんなら屈まずに取ることが出来るのでストレスも感じませんね。
カテゴライズしにくいものもお任せな階段下収納
アルバムや本、ゲームなどがラックに綺麗に収納されています。
時々見返したり使いたいものは、リビングに近い階段下収納にしまっておけばすぐに手に取ることが出来るのでしまいこむこともなくなりますね。
上の段と下の段にそれぞれ引き出すタイプの収納を置いています。
空いているスペースにはボックスやかごを置いたり、手前にはフックでカバンを掛けるスペースを作ったりと空間を上手く利用していて、見渡しやすく整頓されていますね。
階段下をあえて収納スペースにしない方法
お部屋を広く見せるため、あえて収納にしなかったという方も。
空間に余裕が生まれ、実際のお部屋の大きさよりも広く見えます。ナチュラルな木の階段や手すりがオシャレですね。
階段下のスペースにテレビを置いています。
テレビ台は背が低いので、上の空間が無駄になりがちですが、階段下スペースと上手く組み合わせることで無駄を省き、お部屋も広々使うことが出来ますね。
ホワイトでまとめたシンプルなインテリア。階段下にも物をあまり置かないのでより広く見えます。
まっすぐな階段の傾斜も美しく、持ち主のこだわりが見られます。
スケルトンタイプの階段なので、お部屋の採光も充分取られており、明るい雰囲気になっていますね。
収納ではなく家具を置くことで、他の場所が広々使えます。白いピアノも洗練されてオシャレに見えますね。
今の間取りに増えている「階段下トイレ」
トイレは基本的に座って使用するものなので、少々天井が低くても問題ないという方がほとんどなのではないでしょうか。
タンクレス&全体をホワイトでまとめた空間がすっきりとして見えますね。
明るいグレーのアクセントクロスが、居心地の良さそうな空間になっています。階段下とトイレ、相性が良い組み合わせかもしれませんね♪
階段下収納アイデアまとめ
階段下収納はクローゼットと違い、あくまで階段として使う場所を有効活用するための場所。そのためどうしても使い勝手が悪くなりがちですが、形状や階段のある場所など、その環境に合わせて使用することでぐっと使い道が広がるのではないでしょうか。
ぜひ使い道を見つけて有効活用してみて下さいね♪